【第16回 循環器 Physical Examination 講習会 】Vitaly スカラシップ枠 医学部生受講レポートのご紹介

当社が広報を担当する第16回 循環器 Physical Examination 講習会が2019年 1月19日(土)〜20日(日)、神戸ポートピアホテルで開催されました。
医学部生を対象とした当社スカラシップ枠では、大学教員からの推薦を受けた石井健太さん(京都府立医科大学)、稲葉哲士さん(京都府立医科大学)、山田弦太さん(滋賀医科大学)が講習会に参加し、循環器フィジカルのエッセンスを学びました。
3人の受講レポートを以下に紹介いたします。

石井健太さん
京都府立医科大学医学部5年生

本講習会に参加を希望した理由、きっかけ
本講習会に参加させていただいたきっかけは、同じ大学の友人から本講習会のことを知り、奥深い循環器の領域で純粋にさらなる学びを得たいと考えたためでした。
学生の立場からすると国家試験の対策として、記号的に「静脈怒張」や「心尖部の汎収縮期雑音」といった言葉を覚えるものの、それがどういう風に身体所見として見えたり聞こえたりするのか、非常に興味がありました。
また、まだまだ足りない循環器の知識を楽しく学ばせていただければと思い参加させていただきました。
受講後の感想(よかったプログラム・内容、学べたこと、面白かったこと)
まず本講習会は200名以上参加する大規模なものでしたが、スマートフォンやPCを介したインターネットの百人会議を採用しており、参加型の講習となっていたことでとても楽しく学ぶことができ、このような講習会は初めてで新鮮でした。
また、基礎編・疾患編・症例編などから構成されており基礎から勉強したい学生からするとありがたいプログラム構成でした。
特にFMラジオを用いて心音を全員で聴きながら百人会議で問題に回答していく「ノック聴診」のプログラムはこの講習会ならではでとても勉強になりました。
その他にも視覚や聴覚に訴える講義ばかりで、非常に好奇心そそられ、参加させていただくことができて良かったと嬉しく思う講習会でした。
今後の学生向けプログラムに求めるもの(現在は学生向けプログラム無し)
今回の全員参加型の講習会はアウトプットの場として非常に良いと感じたので学生向けプログラムでも採用して頂きたいと感じました。
また、今回の講習会の基礎編は目からウロコの内容がたくさんあったので基礎編を拡張して重点的にやっていただけたらと思いました。
その他
今回は私たち学生にも学ぶ機会をくださいましてありがとうございました。
今後も学生向けプログラムがあれば是非参加させて頂きたいと思います。
よろしくお願いします。

稲葉哲士さん
京都府立医科大学医学部5年生

本講習会に参加を希望した理由、きっかけ
総合診療に興味があり、身体診察を詳しく学びたいといつも思っています。
その中でも、心音の聴診は特に難しく、日頃の実習でも「わかった!」と思えたことがありません。
そんな中「聴診のススメ」をお世話になっている先生からご紹介いただいて、参加したいと思っていました。
前回参加できず今回満を持して参加しました。
受講後の感想(よかったプログラム・内容、学べたこと、面白かったこと)
やはり「基礎編」の内容が一番とっつきやすく、頚静脈の視診などはすぐにでも実践できる内容で、とても勉強になりました。
それ以降の内容はマニアックなものも多く、ついていくのが難しかったところも多々ありましたが、どんな時も演者や座長の先生方がとても楽しそうに心音について語っておられるのが印象的で、「極めれば聴診でここまでわかるのか!」と、理解を共有できない悔しさが逆に刺激になりました。
実習でもっと積極的に聴診器をあててみるようにします。
今後の学生向けプログラムに求めるもの(現在は学生向けプログラム無し)
学生としては、やはり基本的な内容が多い方がありがたいです。
教科書レベルの基本的な音であっても、意識して聞いた/聞けたことがないことが多々あります。
数を浴びたいので、基本的な音がランダムにどんどん流れてきて、それを当てるクイズはやってみたいです。
同じ音が繰り返して出てきてもいいと思います。
また、心エコーも日頃から難しいと感じているので、心音と併せて基本的な弁膜症の評価について学べると面白いと思います。
その他
今回は肺聴診のセッションもあり、短時間ですべてを呑み込むのは難しかったですが、勉強になりました。
循環器フィジカル講習会、というテーマから外れるかもしれませんが、聴性打診など、「聴診器って循環器以外でもこんなことにも使えるよ」というちょっと意外な小技的フィジカルをご紹介頂けてもありがたな、と個人的には感じています。
今回は本当にありがとうございました。

山田弦太さん
滋賀医科大学医学部5年生

本講習会に参加を希望した理由、きっかけ
友人の誘いで、先生向けの講習を聞かせてもらえるということで参加しました。
受講後の感想(よかったプログラム・内容、学べたこと、面白かったこと)
様々な切り口から循環器について学ぶことができ、クイズなどもあり楽しく勉強させていただきました。
なかでも、1日目の山本正治先生の頸静脈診察、2日目の大門雅夫先生の外来診療、小室一成先生の心不全トピックスのご講演が特に印象的でした。
山本先生と大門先生の身体診察は動画や写真で理解しやすく、頸静脈診察など読み返してみると教科書に載ってはいるけれどもクロースアップして勉強することがなかったのでとても刺激的でした。
小室先生のお話も興味深いトピックスがたくさん詰め込まれていましたが、逆リモデリングと遺伝子変異の知見は特に新鮮で楽しく聞かせていただきました。
心音は聞き慣れていない私には難しい問題が多かったですが、この勉強会から川崎達也先生がご紹介されていたポケット心音アプリで耳を慣らす練習を始めました。
今後の学生向けプログラムに求めるもの(現在は学生向けプログラム無し)
臨床実習(ポリクリ)で多少は聴診の機会があるものの、はたして先生方に聴こえているものと学生が聴こえたつもりになっているものは同じなのか疑問に思っている学生も多いと思われますので、聴診のコツや注目(耳?)すべきポイントなどの講習があれば喜ばれるかと思います。
その他
この度は貴重な機会をいただきありがとうございました。

循環器 Physical Examination 研究会

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